結果論だが、定期預金だ。
極端な例を探してくれば、不動産投資や株式投資が良かったのかもしれない。
しかし、不動産や株は元手がかなり必要で、知識やツテなども必要だ。
様々なリスクもある。
定期預金は簡単だ。
当たり前だが、学生でもサラリーマンでもできる。
知識やツテなど必要ない。
そして、5万円でも1億円でも、少額でも大金でもいくらでも可能だ。
1990年代後半、定期預金の金利は10%を超えていた。
その金利は何年経ってもほぼ変わらず続いて、2011年には20%を超えた。
それから年を重ねて金利は下がっていったが、今2022年時点でも8%ぐらいだ。(銀行による)
25年間でならすと、少なくとも11%以上で回っていたはずだ。
エクセルで100万を11%複利で引っ張ってみてほしい、いくらか?
1,545万だ。
これは最低でもこれだけはあるというラインだ。
ベトナムの銀行の多くは、1,000万円程度の金額で優遇金利を受けられるからだ。
金利の高い銀行を選び、金利交渉して、率の高い時期は3〜5年の長い定期に入れていれば2,000にはなっていたはず、、、20倍だ。
為替差損があっても関係ないレベルだ。
これまで、日本から来た人達によく聞かれたのは、
「ベトナムで何に投資したらいいですか?」
「どんな事業が儲かりますか?」
「ベトナム不動産はいいですか?」等だ。
20年前から何度も受けた質問だ。
回答は「定期預金」。
夢のない、つまらない回答だが、誠意を持って答えるならこれしかない。
不動産投資がいい、と勧められたら注意が必要だ。
それに付随する手数料ビジネス業界人の”シゴト”かもしれない。
日本人がベトナム不動産投資で、きちんと利確して、定期預金に勝ったケースを聞いたことはない。
以前ベトナムの保険会社の知人に聞いた話。
保険会社は現金が前払いで沢山入ってくるけど、その莫大な金はどう運用してるの?と、私は尋ねた。
「全額、即、定期預金です。」と言われた。
(保険会社は金の亡者で運用のプロ)
あと、ベトナムの銀行が破綻して預金が消失したケースは知らない。
銀行の吸収合併はたまにあるが。
いらん事業投資などせずに「定期預金やったー」と、後悔しているのは私だけではないはず…
とはいえ、これは過去の話で、結果論。
今後の参考にはなりません。
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