2024年4月13日土曜日

【TROPIC再開店!】ホーチミンのドンコイ通りにあるベトナム雑貨の土産物屋

TROPIC再開店!


全世界の読者の皆様お久しぶりです。
2023年12月下旬、コロナで長期閉店していた土産物屋TROPICがリオープンしました。
コロナ閉店前の最後の営業日は2020年の3月31日でした。
実に、3年9ヵ月間お店は寝ていたのです。

もちろん、みなさんにとっては辺鄙な国の土産物屋の状況などどうでもいい話なのですが、私にとっては大事で死活問題だったのです。

思い起こせば、コロナの前年である2019年、そして2018年頃からホーチミンの観光産業は下り坂であり、売上は減っているのに家賃は上がっているという状況で、土産物屋も結構廃業していました。
自身も、この時期に3店舗あった土産物屋をTROPIC1店舗に集約しました。また、同時期に18年ほど続けていたともだち幼稚園と雑貨貿易会社SKYやカーペット事業を閉鎖しました。
TROPIC1店舗になりスリム?な状況で再スタートしていた頃にコロナがきました…

その後の紆余曲折はあまりに長くなりそうなので、ここでは省きます。

で、2023年12月下旬にTROPICを再開させました。
以前の物件の隣に移動しての再スタートです。

店舗はこんな感じです↓↓↓


商品はこんな感じです↓↓↓


ホーチミンにこられた際には是非お立ち寄り下さい!
よろしくお願いします。

TROPICインスタ、フォローしてもらえると嬉しいです。

2023年9月30日土曜日

私の履歴書12【サイゴンで散った日本人現地採用】

店舗名″BAODAI″
ハイバチュン通りに少数民族生地の雑貨をメインにした土産物屋を開けた。
この店は、日本人の友人であるN村との共同出資だった。
2003年頃の話だ。


BAODAIは儲からない店だったが、赤字にもならなかった。
とにかく客入りが少なかった。
1日15人ぐらいの客入りで、売上は100ドルちょいだったと記憶している。
1時間に1人程度が店に入ってくる感じだ。

それでも赤字にならなかったのは、当時は人件費も家賃も安かったからだ。
最初の契約家賃は月650ドルぐらいだ。
店の大きさは4×15mだった。
毎月の利益は1000ドル弱程度。

それを折半にしていたので、N村の取り分は500ドルだった。(私の取り分も)
私は別の店舗や会社があったのだが、N村はこのBAODAIビジネスが全てだった…

N村と知り合ったのは2001年で、当時彼は佐川急便の現地採用社員だった。
私が日本向けの雑貨輸出をする際に佐川を利用することがあり、その時に出会ったのだ。
N村は、独立してプチ成功している私を追うように佐川を辞め、同様に雑貨輸出を始めた。そして、このBAODAIを共同経営するに至った。

店の経営は、営業と販売管理をN村が行い、仕入れや経理を私の会社が担当した。
共同経営でありがちなイザコザはなく、円滑に運営していた。
しかし、儲けはいつまでたっても少ないまま。
ただ赤字にはならず、低空飛行し続けた。

一つ思い出になったことがあった。
ある時、N村はベトナム人男性スタッフと店舗内で揉めた。
理由がなんであったかは覚えていないが、その男性スタッフは激高して店舗の電話つかんでそれを机に何度も叩きつけ、最後に店の南京錠(鉄製で角があり重いやつ)をN村の顔面向けて投げつけた。
南京錠はギリギリN村の顔には当たらず、後ろのコンクリ壁に当たった。
コンクリ壁はペンキが剥がれ、凹んでいた。うまく?命中していたら顔面骨折は確実だったろう。
男性スタッフはその後店を出ていき、戻ってくることはなく、N村も彼に連絡することはなかった。
喧嘩をしたことのないN村はその時ブルブル震えていた。(と、その場にいた別のスタッフは言っていた。)

あの頃は、キレやすい若年男性が今より多かったように感じる。
今より社会が貧しかったからかもしれない。
揉めた時、自分に正当性があっても大怪我なんかしたくはないので、匙加減は大事ですね。

お店の話にもどります。
当時はベトナムバブル前夜の時期。
黒字低空飛行を続けるBAODAIも、年々大きく上昇する家賃に利益を圧迫され、3年して墜落する前に自ら着陸した。
つまり閉店。


4年間、毎月数百ドルの収入で生き続けたN村は散った。(経済的にね)
自営業は甘くないと骨身にしみた彼は、小さな紆余曲折を経て再度現地採用社員に戻った。

*上記の写真は今も売り続けている民族生地雑貨です。
ベトナム雑貨の仕入れ検討の方は下記リンクをご覧ください。

あと、BAODAIとはベトナム最後の皇帝の名前です。
大げさな名前にそぐわない売上でした、、、残念。

2023年9月20日水曜日

ベトナムのホーチミンで、単身者用のおすすめ賃貸マンションを探す!マナー(The Manor)です。

【2024年4月追記】
私はホーチミンに25年住んでいます。

これまでに住んだ場所は、1区、2区、3区、4区、7区、10区、フーニャン区、ビンタン区、タンビン区、です。

皆さんご存じのスカイガーデンに住んでたこともありますし、4区でビジネスガールと雑居部屋に住んでいたこともあります。
持ち家に住んでいたこともありますし、賃貸やゲストハウスもあります。
数か月間ホテルで住んでいたこともありますし、ベトナム人の家に居候していたこともあります。
一軒家に一人で住んでいたこともありますし、外国人シェアハウスのようなことをしたこともあります。

大家と揉めたこともありますし、同居人に家財道具を破壊され金品を盗まれたこともあります。
泥棒に入られたこともありますし、公安に踏み込まれたこともあります。
(こういった面白トラブルは別の機会に書きます)

そんな実体験豊富な私が、下記に単身者用としてベストな物件を1つだけご紹介します。

【The Manor (マナー)のスタジオタイプ38m²】
ビンタン区のグエンフウカン通りにあるマンションです。GoogleMap 
家賃:14,000,000vnd(2024年度)。
管理費込みです。
*家主直物件の為、不動産仲介を挟まないベストプライスです。

1区のレタントン通りまで車・バイクで5分の好立地。
単身外国人が多い棟の7階(日本でいう8階)。窓から蚊が入ってくることはありません。
棟のグランド階にウィンマートとセブンイレブンがあります。
25階に屋外スイミングプールがあります。(無料)
1階の北棟エリアにスポーツジム/サウナがあります。(有料)
自家発電機があるので、地域が停電になったとしても心配ありません。

築14年なので、それなりの経年劣化はありますが、こまめにメンテナンスされているマンションです。
周辺物件に比べて賃貸価格がリーズナブルなのは、マンションの販売時期が2005年頃(更地)からだったからです。当時は不動産バブル前で買値が適正であり、多くの家主は投資回収が済んでいるからです。
マナーは、道路から見て左側のブロックの棟が6年ほど後に建てられ、マナー2と呼ばれています。当該物件はこのマナー2内にあります。(マノーやマノールとも呼ばれています)

【Q&A】
この物件についてありそうな質問にお答えします。
①門限はありますか?
ありません。駐輪場も24時間使えます。

②夜中に友達連れ込んでも大丈夫?
大丈夫です。外から友人が1人で来ても普通に入れます。
(時々部屋番号を聞かれることがある程度です)

③ペット飼っても大丈夫?
問題ありません。去年まで住んでいた人は、猫を長い間飼っていました。

④タバコ吸ってもいいの?
大丈夫です。(灰皿2つ置いてます)
ただ、室内には火災探知の為の煙警報器がついているので、窓を開けるか換気扇を回しながら吸ってください。

⑤壁に絵をかけたいので穴をあけてもいい?
大丈夫です。配線の事もあるので事前にお知らせください。

⑥家具や電化製品はついてるの?
フルセットでついています。一人暮らしで必要なものはすべて揃っています。
トースター、炊飯器、アイロン、洗濯乾燥機、遮光カーテン、ドュノピロマットレス、シャンデリア、壁デコ、、、等。
当初、家主が居住用として揃えたので、結構高級家具です。

⑦デポジットはちゃんと返ってくるの?
故意や重大不注意による破損の修理等が発生しなければ、返却されます。
経年劣化や通常使用による汚れ、傷や故障等の修理費は発生しません。
退去月の電気使用料金確定後すぐに返金します。

⑧VATインボイスはもらえるの?
VATインボイスは発行していません。

⑨契約期間(1年)未満で退去する場合、デポジットは戻ってくるの?
帰任や失業、重病等のやむを得ない事情があり双方合意の場合、返却されます。
単なる契約破棄の場合は返却されません。

この物件詳細をWEBで見る↓

この物件をインスタでサクッとチェック↓

遮蔽建物が無く、いい景色。時々花火も見れます。

開放感のある25階の屋外プール

洗濯乾燥機等の電化製品フルセット

トイレとシャワー周り

グランド階にコンビニとスーパーが有ります

北の棟の1階にスポーツジムがあります

上品なロビーです。

ロビーにある荷車。意外と使います。

25階のプールからの眺め

当該物件の間取り図

大きな発電機があるので停電時も安心

2023年8月6日日曜日

ホーチミンで鉄を売ってボロ儲け!?


私の会社兼倉庫に不要になった鉄の棚があった。
かれこれ4年ほど置きっぱなしになっていた。
分解して建物の裏のスペースに置いていたのだが、そこには屋根がなく雨ざらし状態が続いていた。
その鉄は塗装されていたので意外にも錆は少なくあまり傷んでいなかった。ラッキー!

私は、山積みだった絨毯の処理と併せてこの鉄クズを捨てたかったのだ。
スタッフに聞くと、鉄を買取処理してくれる人が近所にいるとのこと。
後にわかる事だが、鉄の重さは全部で1500kg。
運び出すは結構な手間だと思っていたのだが、力の強い兄ちゃん2人で会社の外に運び出し、小型クレーンで都度都度移動させるのに3時間弱程度だった。


鉄は想定外に高く売れた。作業員費を引いて10,500,000を受け取ることができた。
この作業を引き受けてくれた近所の親父が良心的だったからだろう。
この家族は時折食材を分けてくれるのだ、、、ありがたい。

ちなみにこの鉄の棚は、店舗で絨毯の在庫を置くのに使っていたヤツだ。
棚を引き取ってくれる人にあげるつもりだったくらいなので、売れて良かった…

ベトナムではガラクタでも引き取る人がいる。
私は、要らなくなった古すぎるパソコンやモニター、プリンターなども売った。
処理費用を取る業者もいるが、彼らは両手取りしてるようだ。

最後に宣伝。
ベトナム雑貨の在庫を格安で卸売りしているので、興味ある方はご覧ください。↓

2023年8月4日金曜日

バイクで20分走ると物価が違うホーチミン、、何で??不動産価格です。


今年6月初め、私はホーチミン中心エリア(マノー)からThủ Đứcへと引っ越した。
マノーからバイクで15分ぐらい離れたところで、中心部からだと20分ぐらいだ。

ホーチミンの中心部は物価は思ってるより高い。
日本の地方都市ぐらいだ。
不動産価格や家賃は大阪や名古屋より高い所もある。

さてThủ Đứcの物価だが、中心部1区に比べると約40%は下がる。
全く同じワンタン麺が60,000đ→35,000đといった感じだ。
なんで?
その要因は不動産価格だ。
ホーチミン中心部は家賃がとてつもなく高い。(イメージより)
私もドンコイ通りにある4×25mの2階建物件で毎月家賃150万円払っていた。(コロナ前)

現在ホーチミンでは不動産価格がじりじりと落ちているが、まだまだ高い。
今中心部で小売りビジネスをした場合、売上に対する家賃の占める割合はほぼ間違いなく3割を超えてしまう。
なので、いい立地ににもかかわらず、空き家が多い。
因みに、無印良品の海外展開では、家賃の割合が15%を超える物件は借りない方針があるらしいです。
優良小売店であるニトリの家賃は売上の7%ほどです。これは日本国内の話で、海外と単純に比較できませんがね。

また、空き家をなぜ大家がほっとけるかというと、ローンで商業物件を買って保有している個人はほぼいないのと、特にいい立地の物件は国有企業の持ち物であることが多く、ほったらかしても誰の懐も痛まないからだ。
これもお国柄、、、ですね。

コロナが明けてもホーチミンの観光ビジネスは思ったより停滞している。
日本人に関しては、肌感覚ではあるがコロナ前の8割減ぐらいだと思う。
円安の影響はかなり大きいようだ。

ホーチミンより観光先として選ばれているのがハノイやダナン、その他リゾートエリアだ。
日本人以外の観光客はかなり増えてきたと耳にする。

話がとっ散らかったので、、、おしまい。

最後に宣伝。
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2023年6月13日火曜日

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2022年11月26日土曜日

私の履歴書11【カフェに投資したら、売り逃げされた】


2002年頃。
「なあ、H君。将来の夢とかある?」
こう聞いたのが間違いの始まりだ。

Hは私が雇った最初の運転手だ。
当時25歳ぐらいだったろう。
ブ男だったが、割と気が利くタイプだった。

彼に投資、全権委任し、カフェを開くことにした。
Hは運転手を1年足らずで卒業し、カフェの雇われ社長になったのだ。
雇われ社長といっても、名義人はHだ。(これが問題)

cafeの場所は、5区のTran Phu通り358番地。
番地名まで覚えているのは、カフェの名前をそのままCafe358としたからだ。
店は、コーヒー1杯3,000ドン程度のいわゆるローカルカフェ。
客層はショボく、近隣の10代の若者やオッサン達だ。
彼らはコーヒー一杯で何時間も駄弁り、テレビを観ている。
お客の半数以上はニートだったと思う。

私は自分の持ち物であるデコレーション雑貨を店に飾ったりしていた。
週に2回以上は友人やスタッフを連れて店にコーヒーを飲みに行った。

客層が95%以上男なので、カフェの従業員は全員若い女の子だ。
Hは、なるべく可愛い子を雇い、全員にミニスカートを穿かせていた。
地方から出てきた女の子は店の中二階に住み込んだりしていた。
Hはオーナー?店長の権力をかざして、そういった女の子に手を出していたようだ。(後にスタッフから聞いた)

それは、私が有限会社を設立登記の手続きのため日本に一時帰国している時だった。
スタッフから国際電話がかかってきた。
「あのカフェ、もうH君いないよ。カフェに行ったら、オーナーが変わったとカフェの店主(新しいオーナー)に言われた。H君売り逃げたんやわ。」
「...そうか、わかった。今俺にできることはないから、ベトナムに戻ったら...」

ベトナムに戻って、カフェに行ってみると、看板が変わっており、Hは居なかった。
当然のごとく、Hに連絡はつかなかった。

ベトナムで小規模店舗ビジネスの居抜き営業権譲渡は、普通によくある話だ。
Hは私が日本にいった隙きに、カフェの権利を売って現金を手にして逃げたのだ。
カフェの営業は苦労の割に大して儲からないので、手っ取り早く大金?を得たくなったのかもしれない。

結果的に、Hは泥棒であり、悪人だった。
こんな奴に関わってもろくな事はなさそうなので、私はHを積極的に探さなかった。
全権委任する時点でこういった事が起こることは織り込み済みでもあった。

ベトナムでこういった店をやらせる場合、登記簿オーナーと店長は別人物にしたほうがいい。
また、オーナーとなる人物の実家の家族と交流し、顔見知りになっておくべくだろう。
魔が差すことは誰にでもありえるのだが、ハードルはできる限り高くしておいたほうがいいのだ。

イージーに悪さができてしまう状態を作ると、自分の為にも、相手の為にもならない。
ということを実体験として学んだ。(賢い人は実体験など必要ないが)

こんな事があってから1年後くらいだろう。
Hが私に連絡してきたのだ。
我々は、カフェで会った。(もちろん358カフェで、ではない)
Hは、あのカフェの事は悪かった、また違うビジネスをしたいので金を貸してくれないか、と言ってきたのだ。
完全に私をナメており、お人好しのバカだと思っていたのだろう。
私は彼の目をジロリと睨んで言った。
「担保として実家。親の保証サイン。前のカフェの投資金も合わせて金利は月10%。今からお前の親の住んでる家に行こか。」
「...」
これがHとの最後の会話だった。

長年ホーチミンに住んでいる私の体感。
ベトナムは凶悪犯罪は少ないが、窃盗などの軽犯罪は多い。
スリや引ったくりを場当たり的に行なっている奴らも結構いる。
サンダル履きで引ったくり、走って逃げていくのを見ると、何で靴履かんねん!と思ってしまう。

持てる者は持たざる者に与えるべし。
→持てる者から盗っても問題なし。
→油断してる者から盗っても問題なし。
→盗られる奴が悪いだけ。
泥棒が多いのは、こういった考え方の人達が一定数、まあまあいるからだ。

盗る奴が悪い!という日本人的思考は、世界的には非常識だ。

【TROPIC再開店!】ホーチミンのドンコイ通りにあるベトナム雑貨の土産物屋

TROPIC再開店! 全世界の読者の皆様お久しぶりです。 2023年12月下旬、コロナで長期閉店していた土産物屋TROPICがリオープンしました。 コロナ閉店前の最後の営業日は2020年の3月31日でした。 実に、3年9ヵ月間お店は寝ていたのです。 もちろん、みなさんにとっては辺...